日本でも指折りの歴史を誇る学習院輔仁会（ほじんかい）音楽部の出身者を中心とした社会人アマチュアオーケストラ。

"世界の岩城"も一目置く大人物の「名物団長」を活動のシンボルに、老若男女・幅広い世代の団員が仲良く活動している。 めでたいことに夫婦団員も年々増加し、親子の団員も何組か在籍しているほどである。
さて活動は、一年のうちほぼ１０ヶ月、毎週一回、学習院のご理解ご支援をいただき、母校の恵まれた環境で、当団のＯＢである福田 一雄氏(音楽監督)、岩城 宏之氏(常任指揮者)、また三石 精一氏、野口 芳久氏(東京音大講師)、大川内 弘氏（日本フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター）他の優れた指導者のもと、百数十人の団員が活動している。
活動の中心は年２回の定期演奏会だが、その他にも学習院内外の様々な機会に積極的な演奏活動を行っている。特に桜友会の活動とは密接な関係を持ち、様々な行事に協力している。先般は桜友会のプロジェクトに協力し、院歌・輔仁会歌から学習院に代々伝わる応援歌まで、福田一雄先生の新編曲によるＣＤ録音を行った（プロの録音により、驚くほど良い出来のＣＤです。校内の売店や記念会館受付で入手できます）。

また学習院ＯＢ管弦楽団は学習院全体の音楽演奏団体の代表として、「初等科からＯＢまで、一貫した演奏活動による情操教育の重要性」をアピールし、各団体への支援・啓蒙活動を続けている。